「ケンカのたびに彼氏に
『すぐイライラを顔に出すのをやめて』って言われる。
『俺だけじゃなくて、他の人もそう言っているぞ』って。
でも、私だって好きで怒りを表に出しているわけじゃないよ。
感情は『出ちゃう』んだから、コントロールなんて出来ないよ。
何度も言われてしんどくなってきた…」
と、お悩みですか?
その気持ち、とても良く分かります。
私も旦那さんとお付き合いを始めて数年間、本気で悩んでいました。
『イライラ 顔に出る 対策』でググっても、パッとしない解決策ばかり。
どうしたら良いか分からない。
他の人には簡単に出来るのかもしれない。
でも自分にとっては怒りの感情をコントロールするなんて
無理難題だよ…
と、あなたも苦しんでいるのではないでしょうか?
でも、自分を責めないでください。
あなたはまだ、良い方法を見つけていないだけです。
私はある日出会った本、
「嫌われる勇気(岸見 一郎・古賀 史健 著)」に、
私の感情コントロールの土台となる考え方を教えてもらいました。
それは「課題の分離」という画期的な考え方でした。
これにより、私は自分の課題に正面から向き合えるようになりました。
アドラー心理学の「課題の分離」
「嫌われる勇気」は、
アドラー心理学について青年と哲人の対話形式で分かりやすく教えてくれる、
ベストセラーの本です。
その本の中で私を変えた「課題の分離」の考え方を、
冒頭の悩みに照らし合わせて説明します。
①私の課題
冒頭の彼氏の指摘から、「イライラが顔に出ること」で
最終的に一番被害を受けるのは誰か?と考えます。
それは私です。
彼氏は私1人から嫌な気分にさせられるだけですが、
私は複数の人の気分を悪くしているようです。
さらに、これから出会う多くの人まで
嫌な気分にさせるかもしれません。
最終的に私は多くの人に「嫌な気分にさせてくる人物」と捉えられ、
そのせいで生きにくい人生になるかもしれません。
だから、これは私の課題です。
②彼氏の課題
実はこの件で、彼氏にも課題があります。
それは「私のイライラに反応して自分も不機嫌になること」と、
「私の課題を何度も指摘する(干渉している)こと」です。
「彼氏の課題なの?
彼女(筆者)のせいで彼氏は不機嫌になるんでしょ?
それに彼氏はアドバイスしてくれているんだから、彼女のためでしょ?」
と思うかもしれません。
でもアドラー心理学では、
・私のイライラ…私の課題
・私に反応して不機嫌になること…彼氏の課題
のように、これらは別の問題と考えます。
また、一方的なアドバイスなどで他人の課題に干渉することは、
自己中心的で思いやりのない行為としています。
③自分の課題に集中する
自分の課題には自分で集中して取り組みます。
④他人の課題に干渉しない、自分の課題に干渉させない
「彼氏の課題」でも書きましたが、
他人の課題には干渉すべきではありません。
もし干渉されているのであれば、やめさせましょう。
彼氏に「課題の分離」を訴える
「俺は何度も『イライラを表に出すのを直して』って言っているよね。
なんで直らないの?」
ある日のケンカで、
いつものように彼氏が私のイヤなところについて触れ始めました。
でも、「課題の分離」の考え方を身につけた私は
それまでとは違いました。
私は彼氏に「課題の分離」について説明した上で、
「時間はかかると思うけど、
これからも私の悪いところは直せるように頑張るよ。
でも、もう干渉しないで欲しいんだ。
それと、あなたの課題については、あなたが改善してほしい」
と伝えました。
「なんだよ、アドラー心理学って。
その本の通りにするのが正しいなんて、俺には信じられないね」
と言いつつも、彼氏はその日は引き下がりました。
自分の課題にまっすぐに向き合えるように
その後も彼氏が「怒りを顔に出さないで」と言うたびに、
私は「課題の分離」の説明をして、干渉を拒否しました。
だんだんと、彼氏はこの件について指摘をしなくなりました。
納得してくれたのだと思います。
私は「イライラを表に出す」という自分の課題について、
「時間がかかるかもしれないけど、自分で何とかするしかない。がんばろう!」
と前向きに向き合えるようになりました。
それまでは、自分を責めることに
時間を使いすぎていたことに気付きました。
さらに、アドラー心理学に触れたことで、
心理学的アプローチに興味を持ちました。
そして、1、2年かかりましたが、
アンガーマネジメントやセルフ・コンパッションなどを学び、
かなり怒りの感情をコントロール出来るようになりました。
それまでは1~2か月に1回は大きなケンカをしていた私達ですが、
今では年1、2回程度に激減しました。
まとめ
怒りの感情をコントロールできずに悩む私は、
ある日「嫌われる勇気」を読んで、
アドラー心理学の「課題の分離」を学びました。
そのポイントは以下になります。
・誰の課題か?と考え、課題を分離すること
・自分の課題に集中すること
・他人の課題に干渉しないこと、自分の課題に干渉させないこと
アドラー心理学は、恋愛の悩みだけでなく、
人間関係の悩み全般に役立ちます!
「嫌われる勇気」は本当におススメです!
是非読んでみてください。
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どうも、ショータ代表です。
僕は、大学1年の途中まではつまらなくて辛い日々を過ごしていました。
コミュ障でいじめられる。
女子と話したくても話せない。
滑舌が悪いし、早口になる。
それでもいじめられる。
だから、どんどん自信をなくしていきました。
自分なんて、もう普通の生活は送れないんだ!
と思っていました。
そんな僕でしたが、今では超絶自信を持つようになっています。
大学生活が楽しいし、毎日が幸せです。
大学生活に絶望していた僕が、どうやって自信をつけるようになったのか?
それをこちらの記事で詳しく説明しています。